2021.07.20
塗料に求められる環境性能~環境を汚染しない塗料とは?~
塗料というのは、数多くの建築材料のなかでも
環境に対する配慮が重要な素材です。
塗装されるとき、塗膜の機能を発現するとき
さらに、廃棄されるとき、環境に及ぼす影響を考えなければなりません。
また、塗料を構成する変量の約半分は、石油由来のもので
二酸化炭素排出量が増加している昨今の、地球温暖化も無関係ではありません。
塗料原料のなかには、顔料や錆止め塗料の顔料、
合成樹脂調合ペイントの硬化触媒などとして、鉛、クロムなどの重金属が含まれます。
扱いかたを誤ると、これらの塗料も人や環境に影響を及ぼすもの。
安全性の高い原料使用、石油資源の有効利用、塗料の再資源化で
環境に配慮することが、今後の塗装のテーマとなりそうです。
現在、室内用塗料では、健康への影響が問題となるため
日本塗料工業会で定義した、VOCが0.01%以下の「ゼロVOC塗料」や
1%以下の低VOC塗料が主流となっています。
今後は、無溶剤塗料や水性塗料へのシフトも進んでいきそうです。
21世紀は、「環境の時代」ともいわれることから
環境に対する意識が一層高まりつつあります。
塗料は、住まいでも、オフィスでも、公共施設でも
私たちの生活と身近に接する機会の多いものですので
より一層の配慮が求められるだろうといえます。
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